映画「ソロモンの偽証」2016/02/19 15:40

CSで前編・後編を公開時と同じ体裁で二ヶ月に分けて放映したのを録画したのを観た。

宮部作品が映画化されてうまくいったことがないような気がしていたので期待せずに見たが、オーディションでシビアに役者を選んだ甲斐があったのか、脚本もよかったのか引き込まれた。
断罪できるか否かの微妙な人としての罪を語るのが真骨頂と思うが、そういうものがうまく語られていたように思う。

でも公開時と同じく後編を一ヶ月待たなくてはならないなんてのはやめて欲しかったなぁ。
前編の印象薄らいでるし。

国吉康雄2015/12/28 00:57

国吉康雄という画家を私は観るたびに好きだなと思いながら詳しく知らないまま来ていたけど、日曜美術館で扱われていたのを見て知らな過ぎたと思った。
アメリカで生活して画家としても日本でよりも高く認められていたなんて知らなかった。
ちゃんと観なおす。

「身替座禅」2015/12/26 04:55

NHKの第42回古典芸能鑑賞会「筝曲・狂言・歌舞伎」を録画しておいたのを観た。
これは歌舞伎の演目が「身替座禅」だったので録っておいたもの。

右京を菊五郎が演じるので観たかった。
勘三郎のものを随分前に観て、とても面白かったので是非比べてみたかった。

勘三郎のしなやかな動きが忘れられない。
彼特有の剽軽さは誰にも真似できないものだと思った。
菊五郎はすっきりした二枚目なのでまた味が違う。

観てよかったな。

「ミッション・インポッシブル ローグ・ネイション」2015/09/24 01:52

昨日イクスピアリでレイト。
トム自らのノースタントの迫力はそれなりに。
彼の信念のなせる技。
重要な舞台の一つはウィーン国立オペラ座だけど上演されるのは「トゥーランドット」で中で有名なアリアが他の場面でもモチーフとなって流れているのが印象的だった。

同じく昨日23日、BSプレミアム「世界で一番美しい瞬間(とき)」は「湖上のオペラ 幻想のとき〜オーストリア・ブレゲンツ」だった。
1946年から湖に張り出した舞台でオペラを上演し始めたこの催しは70年目を迎えるという。
それがまた「トゥーランドット」だった。

「誰も寝てはならぬ」に縁があった一日。

NHK Eテレ「地球ドラマチック 崖っぷちのライオン」2015/09/10 16:17

2014年ナショジオテレビ制作(アメリカ)
サブタイトルは「家族のサバイバル物語」
録画していたのを見た。
映像は殆どアート。すばらしい。
その中の大きい割合でロボットによって撮影されたものが含まれる。芸術写真て何?と考えるきっかけもありそう。
でもそれは二次的、三次的な要素です。
賢い雌のリーダーに率いられた、条件の悪いところで暮らす群を捉えたドキュメント。
数を減らしている野生動物への関心をもっと寄せてほしいというメッセージ。
それにしてもすばらしい映像!

最近は野生動物のドキュメントを見るのが辛くなってきている。
自分も含め人間のやる事に失望しているから、彼らの未来に光を感じない。

向田邦子原作による「空の羊」2015/01/09 22:47

TBSチャンネルで向田邦子の原作で1990年ごろから制作されていた新春シリーズをいくつか観ることがてきたが、中でもこの「空の羊」に惹かれた。
制作は1997年。舞台は昭和13年頃。
加藤治子が母、田中裕子、戸田菜穂、田畑智子が三人の娘。
吃音に悩む三女がその克服のため用いているのが西条八十の詩である「空の羊」である。
腹違いの兄かもしれないという落語家に小林薫。
戸田菜穂の恋人で売れない小説家の役で西島俊之がほんの少し出ている。

朝イチと地球ドラマチック2014/10/27 11:37

今朝の朝イチ「大丈夫⁉︎40代の老後マネー」昨日Eテレで放送の「地球ドラマチック」を録画したのを遅い朝食をとりながら見た。

40代はだいぶ過去だが、とにかく現在から将来のためにヒントはないかとすがる気持ちで見る。
老後にはずいぶんお金が要ることは分かった。
泣きたい気持ちを抑え、敢えてそのまま「土の不思議」がテーマの「地球ドラマチック」へ。

ミミズのアップもドラマチックな内容の前にはむしろヒーロー。

昨日ファミレスの駐車場の隅に見つけた苔。ほこほこしていた。

「大槻ケンヂの日本のほほん化計画まつり」2014/03/05 13:45

渋谷MUSIC EXCHANGEで。
BS TWELVIの番組企画のイベント。

柄本佑2013/11/11 19:05

先月23日に新国立劇場小劇場で「エドワード二世」を観た。
シェイクスピアの同時代人クリストファー・マーロウの作。
これは実在の王の愛と裏切り、復讐が嵐のように渦巻く物語。
柄本佑がひょろひょろのダメ国王エドワードを演じ、私は面白いと感じた。
知っているところでは大谷亮介、窪塚俊介、それに異色の配役で中村中。
中村中の発声が印象的。
舞台上での声の通りはどうかと思ったが、素晴らしく心地よい声色でよく通った。

BSプレミアムでは「雲霧仁左衛門」の最終回があった。
柄本佑は因果小僧六之助という役。
仁左衛門に幼い時に拾われ慕っているが、やることなすこと空回りで失敗ばかり。

柄本佑のまだ若いうちにできる役柄の妙味を、堪能したのね。

「トゥルーウェスト」2013/09/26 21:24

29日から始まるこの芝居を観たいと思っていたのにチケットを取り忘れていた。

気がついたのは徹子の部屋の録画を見ていた時で、吉村実子がゲストなので予約を入れたものだったが、それは舞台をやるからゲストとして呼ばれていてその舞台というのがこれだった。

サム・シェパードの本だから観たかったのに。