「ケストナーの終戦日記」「ショスタコーヴィチ 死の街をを照らした交響曲第7番」2019/01/08 11:38

ケストナーの「終戦日記」を読み始めたところで「玉木宏NHKの音楽サスペンス紀行」と名のつくショスタコーヴィチについてのこれを見た。
録画したものなので何度でも見られる。第7番の数奇な運命に驚いた。
政治と強く関連づいていたとは言えアメリカをも大きく巻き込んでいたとは!
無知でありすぎた。

「グランチェスター 牧師探偵シドニー・チェンバース」2018/08/03 17:35

牧師探偵の最終回を観終わってしまった。
ジャズとウィスキー🥃を愛するシドニー・チェンバースという若き牧師が友人である刑事とともに事件を解決してゆく英国テレビドラマだ。
ただひとりの女、初恋の人との愛は育つのか、牧師であるが故の悩みが全編を通底する。
彼を取り巻く人間模様も味わいがある。夫々の今までの人生とこれから何をどう選んでいくか、愛の様々な形、葛藤が描かれる。時に優しく時に厳しく支え合う。
って誉め殺しか。
時代は1950年代。いろいろな差別がよりもずっと激しく抑圧されていた時代。時代の良い香りを感じつつ。
いいドラマの最終回は観たいような観たくないような。

「Original Love 田島貴男〜ひとりソウルツアー」2016/11/03 23:50

楽しいライブだった。よく喋りよく歌った。それによく笑わせてもらった。さすが田島貴男。弾け方が数段上がったみたい。
NHK-BSカバーズでリリー・フランキー曰く「歌う大王イカ」
本人も喜んで認めていたっけ。

ライブ中にカバーに目覚めたんでカバー歌手になれそうだと言ったら、誰かが「早い!」の声。オリジナルを作って歌って欲しいんだ、きっと。

上野西洋美術館で「クラーナハ展」を観てから鶯谷駅近くにあるキネマ倶楽部へ。博物館のすぐ裏だけど西洋美術館からは上野駅が近かったのでJRを使った。
祝日だから開演が6時。
元キャバレーだったというライブハウスなので昭和のレトロ感が充分に残っている。
何年か前のNHK-BSの「カバーズ・フェス」はここでやっていて内装は観たことがある。スタジオのセットかと思っていたら本物で、それも鶯谷とは。

「ウルフ・ホール」2016/05/04 16:37

イギリスBBCのクロムウェルを描いた「ウルフ・ホール」はクロムウェルがヘンリー八世の二度目の妻アン・ブーリンを処刑台に上げたまでのところで終わっている。
原作の三部作のうち二作目までBBCは作り終えているらしいからCSで見られるのもそんな先ではなさそう。

画面は暗く蝋燭や暖炉の火、窓からの光などで部屋の隅は殆ど闇に塗りつぶされている。
全てが抑制された中でクロムウェルの心象風景も描き出されるのが面白かった。
何度か放送されていたけどなかなか集中して見ることができなかった作品。見ることができてよかった。

チャンドラー「長いお別れ」2011/04/16 16:13

ハードボイルドは嫌いじゃないが、チャンドラーを読むのは初めてで、シリーズの途中を選んでしまった。
まあいいでしょ。

映画は大体観てるけど、そのためか小説を読むのはめんどくさかった。

探偵フィリップ・マーロウはやはりかっこよかった。

じゃまなんだよ2010/12/03 00:19

邪魔するネコども
お気に入りの海外ドラマ「ジュリー・レスコー」の録画を見ているのに、ハナとサンドラが遮る。

じゃま、じゃま。
タコども、退け!

しつけの悪いのバレるね。

デイヴィッド・ハンドラー「殺人小説家」再び2010/11/27 23:16

先日ハンドラーの「殺人小説家」について初めて読むとかぬかしていたが、
これが実は初めてなどではなかった。

読んでいた。
は〜?

二度目も面白かったです。

次の「ブルー・ブラッド」読んでませんように。

ばかですな。

デイヴィッド・ハンドラー「殺人小説家」2010/11/05 23:30

これから読むところ。

日本では1988年に「笑いながら死んだ男」が出版されていたが、
私は全く知らず、去年中古本専門店で買って読んで好きになった。

愉快でおしゃれだけど上滑りしていないと言うか、うまい翻訳ぶりというか、それでも原作が面白くなければこれほどにはならないだろう。

ハリウッドが舞台で、実力はありそうなのにイマイチ売れない作家のホーギー。
奥さんは女優で、相棒はルックスをいつも気にしているバセットハウンドのルル。
バセットハウンドはハッシュパピーのマスコットにもなっている、頭が大きく耳が長く垂れ下がっていて、胴長短足の愛嬌のあるいい犬種です。

読んでいて気も晴れて、いいものを読ませてもらったなと、いつも感謝したくなる。

そんなに好きなのに「殺人小説家」のタイトルを見ても反応しなかった私。
リストを出していたはずだが、7作目の「傷心」を最後にしてなんだか忘れてしまったんだ。

あ、今思い出した!
図書館には「傷心」から後の作品はあったが、その前のは無かったのだ。
それで夢中になって、いろいろなところで出版順に集めたのだった。
集めて読んで燃え尽きた?としか言いようがないな。