雑感というか母が転んで入院したというか2018/08/19 20:47

後期高齢者の母が家の中で転んで緊急搬送され大腿骨骨折と診断された。
「手術は無理」からの「手術は可能」までは当事者にするとかなりめくるめく展開で、高齢者の場合はその後のリハビリ施設の決定までしなくてはならなくてその時間もあまり無い。
そもそも転ぶなんてのは予測もつかない事なので普段のしたい事をしていたんだけど、最近触れてきたことがなんだか刺激的でそれに気を取られすぎていた処にコレだったのでキャパを越して頭が疲れてきたみたい。
「パンク侍、斬られて候」「カメラを止めるな」「スターリンの葬送行進曲」「全身小説家」「海神別荘」etc.

この花、今日回ったうちのひとつの老健施設の庭に咲いていた。
癒されたいのかしら。

NHKEテレ ETV特集「その名は、ギリヤーク尼ヶ崎 職業大道芸人」2017/02/13 23:55

時は残酷だが奇跡を見た。
若い頃、上野や新宿で彼の踊るのを何度か見たことがあった。いつも偶々出会うのだ。
これほどまでに激しくて痛みを感じる踊りは私には受け入れ難いもので、未だにその感覚は拭えていないように思う。
このドキュメンタリはギリヤーク尼ヶ崎の2016年10月10日の新宿公演までの三ヶ月間の記録で、彼は86歳。
なんらかの病気で思うように動けなくなった彼は痛ましいほどだ。その介護をするのは約10歳年下の弟。
病名がパーキンソン病とわかるのは公演間近で、病名が判明したためか、あるいは適切な投薬のためなのか驚くほど体が動いてきている。表情も明るくなった。
大道芸人という名の表現者=芸術家の最後を見届ける覚悟ができるか、と思いながら見終わる。

ディレクターの言葉がここで見られる。
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=09094

東京は雪2016/11/24 23:40

今日は非常に寒く雪が降った。
50何年ぶりかの東京の11月の雪だそうで。
終日家の中。
昨日は実家の母がうちの中で転んだと言うので駆けつけて状況を見て来た。高齢なので骨折を心配したが打撲で済んだのでホッとした。
今日何かあって雪の中を出かけるとなると問題だ。
うちには全員高齢といっていい猫が5匹もたむろしていて、その中の2匹は障害があり、まる一日でも放っておくのは無理なのだ。

寒いし外出も危ないからうちにいて「北越雪譜」なんかを思い出してみたり。
雪の結晶の沢山の観察図があった。

放置すること幾年月2010/10/07 00:12

私ストレスあるとしっぽをなめるの byハナ
わはは、何んだかあっという間に一年数ヶ月がすっとんでしまいました。
ブログ更新てなに?

猫どもは皆元気。
ルルたんはアイランド柄の薄墨色が少し濃くなったような気がする〜。


昨年大晦日辺りは、母が寄る年波でおせち料理を作ることを大半諦め、さほど手のかからない白豆、黒豆をはじめとする煮物など簡単なものに変わりました。
それから母がだんだんと歩けなくなって行くのを見ています。
さみしく不安です。
父は自分で何もかも引き受けねばならず、じたばたしています。

かねてから親の介護をするまでの過程をいろいろ思い描き、心の準備をしてきたつもりでも、いよいよかとなると複雑な心境です。
覚悟の年です。


この夏以降、手に取って見た本は「一人でもだいじょうぶ_親の介護から看取りまで」(おちとよこ著)
著者が自分の経験に沿った書き方で、問題をどう解決して行ったか、なにをどう利用するかが、介護者の苦労と、しなければならないつらい決断などに触れつつ書かれています。
少しでも親の暮らしが心配になり始めたら読んでおくと、実際に役に立つ一冊だと思います。

とりあえず自分の中では「私のバイブル」と叫びましたが、これから先何冊のバイブルが出てくるか。