「田中泯」の踊り(東京芸術劇場で)2018/11/23 23:49

田中泯が好きになったのは2005年の公開時に観た「メゾン・ド・ヒミコ」という映画がきっかけだった。それまでただ知っていた「舞踏家」より「演技者」としての田中泯に俄然興味が湧いた。
この映画の監督が誰か全く知ろうともしないまま、何年もこの映画が好きだと言っていたのも我ながら驚いているけど、その監督こそ踊りの後のトークでゲストとなった犬童一心監督、その人だった。
犬童一心という監督には特に興味もなく、作品を観たことがないと断言していた。
田中泯のドキュメンタリーを犬童監督が撮っているそうでその縁でのゲスト出演だろう。
踊りは凄い。1945年生まれの人の動きとは思えないステップ。柔軟で手足の爪の先までコントロールしている。