サンドラと分かる2021/02/28 10:49

いたずら書きとはいえけっこう真面目な気持ちで描いていた。
キジトラの場合、表情の印象が決まる模様も重要だけど、眼の形や口もとでいかにもサンドラと分かる。
眦(まなじり)がキリッと上がっていて強そうなのに、子供っぽいまま歳をとった。

「落下の王国(2006)」2020/12/19 14:16

石岡瑛子の展覧会が催されている関係で放映されたのだろう。
録画できててよかった。
ストーリーとはまるで絡まない感想↓
紡がれる夢の王国の映像は、幼い子供のエゴイスティックな夢、望み。或いは転じてスタントマンへのオマージュ。
(スタントマンは過去のものかしらね。トム・クルーズは伝説になりそう)
当然ながら衣装の美しさに息を呑む。人間の骨格をとても美しく飾る。で「タイタス」を観ることにする。ジェーン・テイモアだね。

「宗妙の門」というグループ展2020/06/30 22:08

私の二回目の経験であるグループ展が終わった。
1週目は4人、2周目は5人の組み合わせで6月15日から27日までの14日間展示された。
グループ展は複数の個性が同じ空間を共有して全体の景色を完成させるところが面白い。
これは作家自身がまず最初に味わえる。
でもコロナで招待も思うようにできないのは仕方ないね。
そのなか来て下さった方がいたの、嬉しかった。

今は疲労感が脱力感を生み、楽なことを頭の中で考えているだけだ。なんだか支離滅裂。

コロナの日常は継続中2020/05/29 01:44

緊急事態宣言が緩んだ。
私はだいぶ先まで危険厨でいこうと思っているので、解除は無視するつもり。

人は悩む時にどうしているか、どうそこから抜け出していくかということを本や映画や、ドキュメンタリーを含むTV番組やらで何となくわが身に照らして理解したように思うけど、実際のことになると自分が孤独であるとしか認識しなくなるものなんだな。
かつて自分が解決してきた方法が、役に立たないことが分かる。アレンジしてもしっくりいかなくて、ただ佇むだけ。

今日はハナのこと2020/05/20 02:56

紙粘土であれこれ。
デスクトップに使っているのはマグカップに顔を突っ込むハナ。
マグカップは科学博物館の企画展で買ったものだ。柄は海の生物だね。すごく気に入っていたのに割ってしまった。
ハナとお気に入りのカップの取り合わせ。色もいいね。

猫二体2020/05/10 02:10

ただひねってみた。

「新人展」2020/03/29 17:07

今あるコロナ危機の中で開催されたこの展覧会は意味がある。
この災禍は世界恐慌をもたらす程の脅威と予測される。それで世界各地で閉鎖、封鎖、崩壊という言葉が飛び交っている。
そして「死」だ。なにか希望があるとすれば行動で何をどう示すかだ。そこまでのものの前にやれることは何だろう。

「ゴッホ展」「コートールド美術館展」2020/01/07 23:46

この2つの展覧会に行ったのは12月の半ばだ。
ゴッホがその生真面目さ故か人間関係が常に破綻していることや、心を病んで入院生活を余儀なくされたこと、芸術を突き詰めるも認められる前に若く死んだ、そんな事が息苦しくて、向き合える感じがしなかった。
施設としての上野の森美術館は嫌いだが、この「ゴッホ展」は凄く良かった。彼がパリに行って解放された作品が素晴らしいと感じ取る事ができた。精神病院に入院している間に描かれた作品が瑞々しくて美しくて泣けた。
コートールドと並べて観ることに意味があった。ゴーギャンの「テ・レリオア」があった。
帰ってから見るとゴンブリッジの「美術の物語」に掲載されていた。ゴッホとゴーギャンがやっと身近になった。

石川美咲個展「水の戯れ」2019/12/20 15:47

若い作家「石川美咲展 水の戯れ」
普段は農業をしていて、常に水、土、空気と創作に関心を持ち続ける強くしなやかな女性。
紙に黒鉛で大作6点を仕上げ、小品は組み作品が4点。
最初の構想では色を使うとしていたのが、それをやめて黒鉛のみにしたのは色での表現が自分にしっくり来なかったからというのがその理由と話してくれた。
ここに描かれているのは「水」の要素を含む何らかのものたちだ。
描くということには無限の可能性があるのだなと思った。
そもそもこれを描く勇気は何処から産まれるのだろう。
「意識」という言葉をタイトルにも用いていて勇気はそれにも置き換えられるとも思う。
私は描かれたものは水と思い、黒鉛を手に持つ人のエネルギーを感じるだけだ。有機的なものに囲まれた心地よさを感じる。

行かなかった「バスキア展」2019/11/27 00:27

ついに行かなかった。大好きだし、ドキュメンタリーも観たのだけど。
森アーツだったのも気分が削がれた。あそこは上野の森美術館と同じくらい苦手だ。