「いまを生きる(1989)」2023/12/13 02:34

 「いまを生きる」原題はDead Poets Society。ロビン・ウィリアムス♡が主演の青春学園ものだ。何度か観ている好きなもののひとつ。
 冒頭の詩のクラスの場面は惹き込まれる。一緒に学びたいと思わせる、教え方にクセが強すぎる教師をロビン・ウィリアムズが演じる。大事なテキストをクラス全員にページを破って、文字通り破棄させる破天荒ぶり。その教師を慕う、希望に満ちた学生の可能性を奪う大人の圧力支配との闘い。
 日本の学生は何をしてるのかねと思うことが、最近の社会現象の中でちょくちょく発生するんだが、ここに描かれる学生と差はないよね。時代と国の差はそれほど感じない。何が起ころうと、結局は進学がうまくいけばいいというのが学校も親も、学生本人も第一目標だからね。大人の自分も人のことは言えないんだけどさ。
 抗うぎりぎりの所って何処なんだろう。この映画の中の重要な役割の学生はある種、象徴であるから何にでも置き換え可能な訳です

ところでおいこらAmazonプライム、「いまを生きる」はコメディではないぞバカもん。