「ウルフ・ホール」 ― 2016/05/04 16:37
イギリスBBCのクロムウェルを描いた「ウルフ・ホール」はクロムウェルがヘンリー八世の二度目の妻アン・ブーリンを処刑台に上げたまでのところで終わっている。
原作の三部作のうち二作目までBBCは作り終えているらしいからCSで見られるのもそんな先ではなさそう。
画面は暗く蝋燭や暖炉の火、窓からの光などで部屋の隅は殆ど闇に塗りつぶされている。
全てが抑制された中でクロムウェルの心象風景も描き出されるのが面白かった。
何度か放送されていたけどなかなか集中して見ることができなかった作品。見ることができてよかった。
原作の三部作のうち二作目までBBCは作り終えているらしいからCSで見られるのもそんな先ではなさそう。
画面は暗く蝋燭や暖炉の火、窓からの光などで部屋の隅は殆ど闇に塗りつぶされている。
全てが抑制された中でクロムウェルの心象風景も描き出されるのが面白かった。
何度か放送されていたけどなかなか集中して見ることができなかった作品。見ることができてよかった。
行けなかった映画「リリーのすべて」 ― 2016/05/07 10:39

昨日ネットで当日夜のチケットを予約しておいた。
空席状況はガラ空きだったので何もネット予約をすることもないかなと思ったんだけど、確実だからと思い直して取っておいた。
時間に余裕を持って駅まで行ったらトラブルで地下鉄は動いていなかった。
18時に動くという予定が出たのでロッテリアでコーヒーを飲んで、10分前に行ったら運転再開は18:20と変更されてた。
車で行けば間に合うかもと家に戻り車を動かしながら、日比谷周辺の駐車場は何処だろうと考えながらとにかく銀座方面へ向かう。
夕方の時間帯は道路も混んでる。
路駐パーキングは21:00までになってた。
すごーく昔のことを言うなら確か18:00か銀座は19:00までじやなかったかな。
結局映画は観られなかった。お金返してくれないよね。
空席状況はガラ空きだったので何もネット予約をすることもないかなと思ったんだけど、確実だからと思い直して取っておいた。
時間に余裕を持って駅まで行ったらトラブルで地下鉄は動いていなかった。
18時に動くという予定が出たのでロッテリアでコーヒーを飲んで、10分前に行ったら運転再開は18:20と変更されてた。
車で行けば間に合うかもと家に戻り車を動かしながら、日比谷周辺の駐車場は何処だろうと考えながらとにかく銀座方面へ向かう。
夕方の時間帯は道路も混んでる。
路駐パーキングは21:00までになってた。
すごーく昔のことを言うなら確か18:00か銀座は19:00までじやなかったかな。
結局映画は観られなかった。お金返してくれないよね。
国立劇場から九段下へ ― 2016/05/17 21:24

今日は文楽を観るために出かけた。
本来行かねばならない国立劇場と新国立劇場を間違えたことに新国立劇場の「小劇場」のまだ開かない扉の前まで行って気がついた。
初台駅から半蔵門へ。2時の開演に何とか間に合った。
文楽鑑賞教室で「曽根崎心中」が演目。
人形浄瑠璃の各要素を解説してもらってから鑑賞するので 初心者には願っても無い。
NHKの時代劇「ちかえもん」は近松門左衛門がいかにして「曽根崎心中」を書き上げたかというドラマだった。
松尾スズキの怪演ぶりと演出の面白さで今年最高とまで思ってしまった。
それもあってちゃんと人形浄瑠璃を観たかった。
やはり本物を観たらいいなあ。
終わってからは国立劇場から九段下まで歩くことにした。
雨はたまには霧雨が降るくらいで肌寒いけど気持ちいい。
イギリス大使館を過ぎてイタリア文化会館の一階で開催されている絵を観る。
靖国神社のある丁字路を右に曲がって少し行くと感じのいい歩道があって右手にアンティークの珈琲店があった。
久しぶりのゆっくりできる珈琲店。
いい店見つけた。
本来行かねばならない国立劇場と新国立劇場を間違えたことに新国立劇場の「小劇場」のまだ開かない扉の前まで行って気がついた。
初台駅から半蔵門へ。2時の開演に何とか間に合った。
文楽鑑賞教室で「曽根崎心中」が演目。
人形浄瑠璃の各要素を解説してもらってから鑑賞するので 初心者には願っても無い。
NHKの時代劇「ちかえもん」は近松門左衛門がいかにして「曽根崎心中」を書き上げたかというドラマだった。
松尾スズキの怪演ぶりと演出の面白さで今年最高とまで思ってしまった。
それもあってちゃんと人形浄瑠璃を観たかった。
やはり本物を観たらいいなあ。
終わってからは国立劇場から九段下まで歩くことにした。
雨はたまには霧雨が降るくらいで肌寒いけど気持ちいい。
イギリス大使館を過ぎてイタリア文化会館の一階で開催されている絵を観る。
靖国神社のある丁字路を右に曲がって少し行くと感じのいい歩道があって右手にアンティークの珈琲店があった。
久しぶりのゆっくりできる珈琲店。
いい店見つけた。
「メディチ家の至宝 ルネサンスのジュエリーと名画」」 ― 2016/05/18 23:48

庭園美術館で。
前日の雨模様とは打って変わった爽やかな五月の空。
時代のある西洋館の中に展示してある手の込んだ華やかなアクセサリーたちや肖像画はしっとりと響き合ってなんとも言えない。
73点という数は丁度いいくらい。
今回のドレスコードの割引は「パール」。楽しい。
前日の雨模様とは打って変わった爽やかな五月の空。
時代のある西洋館の中に展示してある手の込んだ華やかなアクセサリーたちや肖像画はしっとりと響き合ってなんとも言えない。
73点という数は丁度いいくらい。
今回のドレスコードの割引は「パール」。楽しい。
「黄金のアフガニスタン 守りぬかれたシルクロードの秘宝」 ― 2016/05/26 23:40

国立博物館の表慶館で。
この建物のファンは多いだろうけど私もその一人。
本来行く予定だった日にチケットを忘れたので、その日は芸大でリンク展示の方へ行った。
アフガニスタンのプロジェクトに深く関わる人が偶々お客様を案内しているところへ行き合い、その場にいた来館者も一緒に話を聞けるという機会に恵まれた。
天井壁画を3D再現したものは素晴らしく、アフガニスタン側は是非持ってきてほしいと要望があるらしいがあちらにも日本側にも資金がなく難しいらしい。
寄付を募っていた。平山郁夫さんの意志を継いで欲しいと思い寄付をした。千円以上だとカタログをもらう事ができる。思いがけない土産。
今日の表慶館での展示はアフガニスタンの只ならぬ状況の中救い出された、本来の価値以上の意味を持つ宝だ。
美しさは言うまでもない。
この建物のファンは多いだろうけど私もその一人。
本来行く予定だった日にチケットを忘れたので、その日は芸大でリンク展示の方へ行った。
アフガニスタンのプロジェクトに深く関わる人が偶々お客様を案内しているところへ行き合い、その場にいた来館者も一緒に話を聞けるという機会に恵まれた。
天井壁画を3D再現したものは素晴らしく、アフガニスタン側は是非持ってきてほしいと要望があるらしいがあちらにも日本側にも資金がなく難しいらしい。
寄付を募っていた。平山郁夫さんの意志を継いで欲しいと思い寄付をした。千円以上だとカタログをもらう事ができる。思いがけない土産。
今日の表慶館での展示はアフガニスタンの只ならぬ状況の中救い出された、本来の価値以上の意味を持つ宝だ。
美しさは言うまでもない。
下落合駅から「シアター風姿花伝」「佐伯祐三アトリエ記念館」へ ― 2016/05/31 22:53

劇団カクシンハンの「リチャードIII」を観るためシアター風姿花伝へ。
小さい劇場は建物の二階にあり、狭い階段は開場を待つ人でいっぱいだ。
3時間以上の尺を諸々の事情で1時間くらいカットされているとのこと。そこはあまり見ない視点で解釈された部分ではないだろうか。其処こそ観てみたかったかも。
野口和美さんの鬼気迫る母親像。河内大和さんの身も心も醜い男を演じる力強さ。
1ヶ月に渡る公演は好評で満員となった日が続出だったって。
私の好きな亡霊たちの呪いの場面は少しあっさりし過ぎていて堪能できなかった。私の好みはねちっこく、可愛く幼い王子たちが殺された現場がどのようか観るものが想像をたくましくできるようなのがいいんだな。
終わってから往路を帰路とした。
行きには気がつかなかったものを見た。
「佐伯祐三アトリエ記念館」だ。狭い小路を入って角を曲がるとすぐにある。閉館していたが小さいので外観は分かる。
こんな風な偶然はいつも嬉しい。
小さい劇場は建物の二階にあり、狭い階段は開場を待つ人でいっぱいだ。
3時間以上の尺を諸々の事情で1時間くらいカットされているとのこと。そこはあまり見ない視点で解釈された部分ではないだろうか。其処こそ観てみたかったかも。
野口和美さんの鬼気迫る母親像。河内大和さんの身も心も醜い男を演じる力強さ。
1ヶ月に渡る公演は好評で満員となった日が続出だったって。
私の好きな亡霊たちの呪いの場面は少しあっさりし過ぎていて堪能できなかった。私の好みはねちっこく、可愛く幼い王子たちが殺された現場がどのようか観るものが想像をたくましくできるようなのがいいんだな。
終わってから往路を帰路とした。
行きには気がつかなかったものを見た。
「佐伯祐三アトリエ記念館」だ。狭い小路を入って角を曲がるとすぐにある。閉館していたが小さいので外観は分かる。
こんな風な偶然はいつも嬉しい。
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