「江戸にフランス革命を」2020/07/14 20:48

7月14日は「ラ・マルセイエーズ」ということで橋本治「江戸にフランス革命を」
江戸って何?を解き明かしてくれるはずの一冊。
昭和平成にかけての知の巨人の一人と思っている。
あの語り口そのままで江戸の文化を語り尽くす。
こんなのはさ大したことないの、とか言い切るも疎かにしている訳ではないのを、もちろん読者は知っている。
葛飾北斎の春画も実はちっともエロくないと分析されて、身も蓋も無い。その分言葉をギチギチに書いているのだと言われて、なるほどなと思う。
永青文庫の「春画展」を観に行ったことがある。北斎の絵で骨格の捉え方の確かさに驚いたのが、我ながら意外なことだった。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://yumrolling.asablo.jp/blog/2020/07/14/9268242/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。