モンブラン登頂(ウソ)2023/10/03 01:40

 ちょい前に旅先で食べたケーキ。忘れ難い美味しさ。見ればわかるがモンブランだ。フォークを入れた部分は補完して眺めている。

シャイン・マスカットその後2021/10/02 20:38

いただいたマスカットはとても美味しかった。
大粒だからすぐにお腹いっぱいになり、何日かに渡って楽しんだ。
最後の姿。美しいな。

神保町界隈2021/06/30 20:33

神保町に行った。
ちょっと気なる過去の個展のパンフレット2種類をネットで見つけたので、それを実店舗に買いに行くのが目的だった。
神保町の駅から上がって、すずらん通りに行くルートはいつもなんとなく決まっていて脇道に入るのだけど、この日もそうで、ただぼーっとしていてスヰート・ポーズ閉店のことは全く忘れていた。
で、ふっと前を見ると正面に店の佇まいが外見だけはそのまま、そこにあった。何十年も変わらない同じ風景。
でも近づくと、ウィンドウにはサンプルはなくて、店の中は人気の無さが伝わってくる暗さ。それでなくても古びていた店がいよいよ最後の生きている印もなくなった。
悲しくて見てられないさ。

ナイル・レストランのムルギランチは健在2021/03/29 23:40

歌舞伎座を出て銀座方向の交差点に立ってみたら、通りの向こう側にナイルの装飾電球がやたらに目立って輝いていた。年々派手になっていってるのは知ってる。近くに行ってみたいとぼーっと考えながら通りを渡って店の前に来た。
8時少し過ぎだけど閉店の雰囲気なし。それで、そのまま帰ると後悔しそうだったから入ることにした。
座ってからほっとしたせいか、完食できるという自信が湧いてきて嬉しくなった。ムルギランチね?というナイルの慣例になっているオーダーの取り方も変わらず。それに同意して、チャイも頼んだ。
もう知っているスタッフもいないだろうと思っていたけど、入口で客を案内をしていた年配者が懐かしいその古株だった。私がマスクを外してから話しかけてきてくれて分かった。
お互いにだいぶ歳を取ったね。何十年経ったんだYO!
先先代になるか、創業者の関わったインド独立運動について書かれた本が当時と変わらずガラスケースの中に収められている。
昔のことを思い出しながら、ムルギランチは楽勝で平げた。
美味しかった。まだあれがある事に感謝だ〜

写真は、骨を外すサービスをしてくれているところ。

アイスプラント2021/01/16 01:33

スーパーで値引きして売っていたので買った。
初めてみる植物で恐る恐るつまんでみる。
柔らかいのにシャクシャクした歯応え。
それにかすかにしょっぱい!
でも嫌いじゃない。
何が合うのかよく分からないまま食べ終わってしまった。
検索してみたら鰹節にポン酢、醤油少々とあった。
なるほど。それは良さそうだった。

山形のさくらんぼ2020/07/11 01:21

山形県産のさくらんぼを見ると思い出す人がいる。
その人は人生に耐えがたいものがあって、ある時橋桁から身を投げた。辛うじて命は助かったものの、かかとから落ちたためにひどい重症を負った。
何度も整形外科の手術をしたが、うまく歩くことができなくなった。退院後は元通り一人暮らしを続けたいと願ったけれど、アルコールから離れられない人だったので結局身内のいる故郷に帰ることになり、私を含む友人らは東京駅まで見送った。車椅子で新幹線のホームまで行く秘密のような通路を案内してもらって思いがけない見学をしたことも思い出になった。
それから亡くなるまで毎年季節になると故郷の名産を送ってくれるようになったのよね。
美味しくて大粒で美しいの。
写真のは違います。スーパーで見切り品だったの。でも綺麗よね。

池上本門寺界隈2017/09/12 19:53

車でこの辺りを走ることがあって歩いてみたいと思っていたら、ここいらに住んでいる友人が案内をかって出てくれた。
雨がぱらついたので地面がしっとり艶めき、夏の暑苦しさも遠のいた日の散歩。
日蓮宗のこの寺の敷地はかなり広くて、墓地もそれなりに大きい。
伝説の力道山の墓所というのもここで知った。
墓地の中をぐるりと巡りながら力道山の墓の前にも立った。
力道山のことはよく知らないまま来た。
ただその人生にどこか悲劇を伴っっているようなイメージがずっとあった。
やっと彼のことを知るチャンスが来たのだな。
ちょっといろいろ見てみよう。

葛餅の店の食べ歩きも考えていたけども、一件だけにして居心地の良い古民家カフェでラズベリーソーダ。友人は柑橘系のソーダ。
とても夢のような色合い。
友人との気持ちいい語らい。
落ち着かない日の合間を縫って面白そうなものを探している中で、この日は本当に心が休んだ。
こんな日の過ごし方は久しぶりだった。

土手の伊勢屋で天丼を2017/02/13 00:13

2月7日の火曜日に友人と出かけた。風は強いが晴天。寒い。
ン十年ぶりで「土手の伊勢屋」の天丼を味わってみたくなった。
全くグルメではないので名物を並んでまで味わいに行くなんてこと殆どないのだけど、有り難さもわからず当時の勤め先の上司にご馳走してもらうばかりだったのを反省してみるつもりで。
夜はやっておらず昼飯しかないし。
三ノ輪から歩いて向かう途中にジョーがいた。ジョーは「あしたのジョー」だ。等身大のジョー。ジョーが通ったジムはこの辺りだったらしいと初めて知った。
それからしばらく行くと伊勢屋はある。やはり人は並んではいるが覚悟の上のこともあり、十人ちょっとくらいどうってことない。
1500円のこじんまりしているのを頼んでちょうどよかった。
海老二本、キスの二枚重ね、イカ、獅子唐。
その上は穴子なんかも乗っていて心が動いたんだけど、また今度。
友人は奈良の人。関東には随分住んで長いけれどいつまで経っても関西から来た観光客キャラ。
今戸に仕事で通っていたことがありながら、三ノ輪との位置関係が理解できないほど地図が怪しくなっている私には丁度いい連れだった。