NHKEテレ ETV特集「その名は、ギリヤーク尼ヶ崎 職業大道芸人」2017/02/13 23:55

時は残酷だが奇跡を見た。
若い頃、上野や新宿で彼の踊るのを何度か見たことがあった。いつも偶々出会うのだ。
これほどまでに激しくて痛みを感じる踊りは私には受け入れ難いもので、未だにその感覚は拭えていないように思う。
このドキュメンタリはギリヤーク尼ヶ崎の2016年10月10日の新宿公演までの三ヶ月間の記録で、彼は86歳。
なんらかの病気で思うように動けなくなった彼は痛ましいほどだ。その介護をするのは約10歳年下の弟。
病名がパーキンソン病とわかるのは公演間近で、病名が判明したためか、あるいは適切な投薬のためなのか驚くほど体が動いてきている。表情も明るくなった。
大道芸人という名の表現者=芸術家の最後を見届ける覚悟ができるか、と思いながら見終わる。

ディレクターの言葉がここで見られる。
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=09094

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