とにかく日記なのだ。なぜなら忘れっぽいから。

昨日2月5日東京芸術劇場プレイハウスで19:00から。
先週と同じパターンの雪の予報で帰りの天候を心配をしながら、やや重装備で外出。
つまり都会でも遭難に値する状況にいつなるとも知れないのだから、チョコレートやクッキーなどをバッグに仕込んでおくのである。

芝居については再演と後から知ったくらいの無知で臨む。
それがむしろ良かったと思う。
舞台上のスピード感によって、演じられる具体的なものが何を説明するものか何やら充分理解できないままであるにも拘らず、最後は漠然とではあるが一瞬何かを掴みかけた、とまんざら自分がバカでもなさそうと安心して、慢心して反省して、ブログラムを買って答え合わせなどしてみたいと俗っぽい希望を抱く。
こういう芝居を避けたいという空気を作らせてはならない。
キャストは妻夫木聡、仲村トオル、深津絵里、大倉孝二、藤井隆、橋爪功、野田秀樹。
ただ「良い」とは言えないくらいの、もう一度繰り返して観たくなる舞台だった。