14年目の3.112025/03/11 21:10

 3.11がまたやってきた。
 昨年の12月に4回目になる双葉駅を訪れた。ようやっと駅前に全国的展開で名の知られるスーパーが建つと決まったとかで、建設のための囲いが立っていた。周辺でも解体が始まっていた。戸建て住宅だったもの、店だったもの。その半年前とは趣が変わっていた。
 変化といえば、東電の社員寮もだった。13年間住人のいない町の住宅や店舗同様、放置されて雑草だらけだったのが、車と人が出入りしていた。解体されていくのだろう。
 喜ぶべきことなのか。なにも解決していないのに。

日常には終わりがある2025/02/08 03:12

 昨年から、知り合いの死を受け止めなくてはならぬ場面が多いのだ。もっとも、歳をとれば、そんな機会は増えるに決まっているよと言われたけど。
 死を目前にしている人を、そうと知っている私は、その彼女を見続けているのだ。まだ大丈夫と思いながら見つめているのだ。
 それがしんどいので、目を逸らし社会の出来事を相手にずっと怒っている。起こりっぱなしだ。そこで起こる問題の方へ気持ちを寄せている。
 そうこうするうち、不意打ちのように死の知らせを受け取るのだ。不意打ちには違いない。明日と思っていたら、今日の今だったのだから。
 ある日常は終わり、別の日常はまだ続きがある。

タイトルなしよ。ただ困ってる。、2025/01/06 01:46

  人に何かを説明するってそう簡単なことじゃない。と言いたい。が、本当にそうか?
 そうだよ。一番大事なことを言わずに、というか言えずに何かを説明するのは、至難だわ。
 NNNではなくてHHNて感じ。ほら、なんのことか想像すらできまい。あー困った。

年賀状2025/01/05 01:05

 去年の10月からハガキが値上がりして、63円から85円になった。22円も高くなった。毎年、年賀状の利用が減ったとニュースになっているが、この値上がりは爆追い打ちをかけたようなものじゃないかな。
 自分の今年の年賀ハガキ行動はといえば、何か作りたいと思いつつ、準備に手を掛けたくらいのところでぐずぐずした。私が良ければいいのか問題など。或いはどこがめでたいか、が問題だった。
 きちんとした人になるのが夢です〜。はいはい。

明けた新年 初仕事2025/01/01 20:49

 新年が明けたが、自分が無事に年を越せたことに感謝するも、特にめでたい感じもない。敬愛する人が何人か亡くなって、それが響いているかな。それでなくても、パレスチナの虐殺はよ。それも様々な距離感で起きていることの一例に過ぎない。
 とはいえ、大晦日までの2024年の師走は、何かと楽しく過ごすことができた。本日元旦は終日家にいる。いい気分だ。
 オレンジという色が捨てがたいものの、やや持て余したクッキーの缶を、コレクションボックスにした。最初に収まるのは、薬の日付から看取りの日まで約二週間を残す、キジトラさんちゃんの薬であった。さほどキジルシでもない。

「愛のメモリー」(1976米)2024/12/29 01:38

 クリフ・ロバートソン、ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルド、ジョン・リスゴー出演、ブライアン・デ・パルマ監督作品。タイトルは知っていたが、観たことがない作品だ。タイトルの「愛のメモリー」は、原題「Obsession」と並べると、うーむと一息おいて、まあ分からんでもないという感じ。
 ヒッチコックの味わいが濃いから、音楽の使い方なんかも含めそこは楽しもう。
 ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルドは期待通りと思うのだけど、今では知る人ぞ知るような女優に対しての感覚だから、面目躍如だとか云うのも最早伝わる気はしない。しかし彼女の独特の顔立ちが、そういうのにとても似合っているのよ。不思議な人だ。
 複雑な気分で終わるので、監督や役者に興味があれば一見の価値ありかな。
 フィレンツェの風景に、サンタ・クローチェ聖堂内の場面があり見入ってしまった。

「バーディ(Birdy)」(1984)2024/11/23 23:53

 本当に私はこの映画を観ていたのだろうか。記憶は貧相な断片でしかなく、「鳥になり切った若者の話」とあるだけだ。ストーリーがまるで思い出せなかった。半分のところまで来たが、初めて観るに等しい状態である。
 苦しみに満ちている。若者二人の物語は誰にも理解されない。

 どの映画も面白くないとか、興味が湧かないとかいうのではなく、中の登場人物を眺めるともなく眺めている自分に気づく。それは、割といい時間になっている。

ささくれだつ2024/11/11 01:26

 来週あたり無言館にでも行ってみよう。福島にも行きたいし、関西の方にも色気を出したい。も、金がない(笑)

 それにしても兵庫の県知事選挙はやばいな。荒れてるなんてものではない。候補の前知事の異常性は覆い隠して、政府御用達の宗教勢力やら反社政党が金にあかして情弱ネット民を利用し、また人海戦術も弄してものすごい圧力で選挙戦を推してる。今月17日の投開票日の折り返し点で、前知事斎藤陣営から暴力行為による逮捕者が出た。選挙中には異例の出来事みたいだ。

 最近必要があって歩くことが多くなっていたが、股関節の痛みを感じないことが多くなった気がする。気のせいかと思ってもいるけど、確かに痛みがだいぶ....なくなっている。
 やはり歩かな過ぎたのだ。一番近い私鉄の駅までの道のり、緩い坂もあるところを12分ほど歩く。それが痛みのひどい時は少し歩くだけで息が上がり、休みを取る。このまま死ぬんじゃないかと思うくらいだ。夏の暑さのせいで勘違いしたのだろうか。
 痛みがある時に無理をしてはいけないというが、無理しないせいで筋肉にサボり癖がついていたのだな。あの痛みはリハビリの痛みで、耐えなければいけないものだった。
 
 その代わりといってはなんだが、車が二回バッテリ上がりを起こした。一回目は月曜日に郵便局に用事があって建物の横につけて停めていた。二回目は一週間後の月曜日で、別の郵便局に用事があってその前に停めた。で、両日ともにエンジンを切ってハザードを出していた。
 一回目は契約している保険会社で用が足りたが、二回目は保険の範囲外で実費で払わないといけない。保険会社から案内された某有名ロードサービスは2万2000円だった。うわ、たけー。ネットで他のサービスを調べたら1万2000円というのがあってそれをあたった。有名な方のは申し込みキャンセルを無料でできると確認はとったので、安い方にした。結果は上々でなんとかなった。あきらめたらあかんという教訓である。しょぼい教訓やな〜。
 
 死ぬまでどれくらいの時間があるか分からないが、歩けるものならもう少し歩こうか。
 
 やけにお肌つるつるのりんごを置いとく。

「シビルウォー アメリカ最後の日」2024/11/09 03:09

 「シビルウォー アメリカ最後の日」を観た。"キャプテン・アメリカ"ではないよ。
 「エクス・マキナ(2015)」の監督アレックス・ガーランドの作品だ。それに「私を離さないで(2010)」の脚本と制作総指揮の役割を果たしていたのは気が付かないでいた。
 「エクス・マキナ」といえば、以前配信で観たときは、ちょうど伊藤計画の「虐殺器官」を読んでいたんだが、それらのディストピアっぷりに絶望感のダブルパンチを喰らい心の元気を失ったことがあったっけ。「私を離さないで」もやはり通底するものがあって監督に制作意欲を沸かせたんだろうか。小説の方はもっと切なく迫るものがあったよね。
 アメリカではトランプが大統領選に勝った。小池百合子を都知事にしている時点でアメリカに起きたことをいろいろ言えないので「シビルウォー アメリカ最後の日」は神妙な気持ちで観た…なんて、愈愈スズシイカオシテイエナイ。
 
https://happinet-phantom.com/a24/civilwar/

ぽつり2024/10/03 01:39

 虚無を今は避けたい。