fascist現る-2025参院選2025/07/18 02:35

 ファシズム、レイシズム、ヘイトスピーチなんでもござれの参政党の、ついでに徴兵制をも呑気に口にする女性候補が、上位で当選しそうな勢いだ。
 ドイツで徴兵制に多くが賛成するも、年代別では若者が反対しているという報告があったらしい。「さや」に投票する人は徴兵制を受け入れるのだと理解していいのだろうな。どういう年代が大事な一票を投じるのか。巻き込まれる国民は悲劇としか言いようがない。ニーメラーのあれを思い出せる人はまだ幸いなるかな、である。

 問題のその時、徴兵に適した年齢の子ども、孫を持った方々は、いま黙っていたことをゆめゆめ後悔なさらぬよう。

眠れない時をどう凌ぐ2025/06/25 02:01

 眠れない。ラジオの聞き逃しを探したりなどしても、あれではないこれではないと選り好みばかりして埒もない。
 クラシックアプリがあった。解説が親切に演奏に従って表示されていく。ダメだ。見てしまう。

東京都議選20252025/06/23 01:38

 公示日13日、投開票日22日だった都議選、いいニュースと悪いニュース。
いいニュース↓
「維新の会」と「石丸新党」当選なし。
都議会から不祥事だらけの維新を一掃し、再生の道を絶ったのはめでたい。それに公明党が数を減らしたのも朗報である。

わるいニュース↓
その1.「都民ファースト」が野党モドキ第一党として、ポンコツ小池百合子の補完勢力になった。
その2.「参政党」 が三議席も取った。こっちは"日本人ファースト"を謳う明らかなレイシスト集団で似非科学の…。
ファースト、セカンド、サード。順位で人を束ねようなんてのはTRUMPと同じだ。
松竹梅がええじゃないか。

なんだよ。どっちもネガティヴじゃん。
ホントのいいニュースなんてないよ。

あづい〜2025/06/18 23:09

 本日ものすご〜く暑かった。ピッカリンコの晴天で日差しが強く、それだけでやられそうだったが、風は吹いていたのがせめてもの慰め。
 そういう日にバタバタと動いてものすごい汗をかいた。水では足らず、何年も飲んでいなかったスポーツドリンクを飲んだ。欲していたのがわかる。
 んで、帰宅する車の中で顔を何気なくこすったら、なんだかジャリッとしたので、砂でもついたかなと思ったのだが、ちょっと待てよと指を舐めてみたらしょっぱかった。やっぱり汗だよ。
 スポーツドリンクが何年ぶりかというのと同様、吹き出した汗が塩になっているなんて〜こちらは何十年ぶり、てかあまりそんな事経験してないような、いっそ記憶にないくらいのもんだった。
 いや、こんな歳になって随分な。

「ベケット Becket 」(1964)2025/05/07 21:30

 タイトルを見て"あの" ベケットと思い込んでしまったが、違うものだった。
 Wikipediaから映画「ベケット」についての概要を引用しとこう。
「『ベケット』(Becket)は、1964年のイギリス・アメリカ合作の歴史映画である。トマス・ベケットとヘンリー2世を描いた伝記映画であり、ジャン・アヌイの戯曲が原作である。」

 私がジャン・アヌイを知らなかったのだ。

 主演は、ピーター・オトゥールとリチャード・バートンで、なかなか見応えありそうな予感(まだ冒頭部分しか観てない)

マクベスいろいろ2025/04/29 01:31

 「マクベス」は好きなので、これまで何度か観てきた。翻案で一番好きなのは劇団⭐︎新感線初演の「メタル・マクベス」だ。ストレートな堤真一マクベスは長塚圭史演出で面白かった。舞台を観客が囲む設えで、役者の見え方が普段と違う。中嶋しゅうの佇まいが妙に印象に残っている。彼が亡くなってしまったの、とても残念に思っている。
 マクベスの呪われた弱点が暴かれる場面が好きな私は、当然だがそこに向かって、後に引けなくなった野心と予言を信じ己の正当化に足掻くマクベスと、マクベス夫人の苦悩などを観ている。
 先日観たのは串田和美の創出するまた別の「マクベス」だった。好物の最終場面ははっきりと描かれず、その暫く後を見せられているのかと判断に迷う場面に続く。
 私の中では、魔女は魔女であって、神の存在などあらばこそ、暗い淵から転げ落ちそうになりながら、わずかに残る良心とのせめぎ合いをしながらの人殺しが、悩み苦しむ姿でないといかんと、ガチガチに固まっている。それ故か、このマクベスは未消化だ。なんだこのゆるふわ感はと。何かに幻惑されているようだ
 こんなマクベスは初めてだという点で、面白かった。

 ラストの展開は「泣くロミオと怒るジュリエット」を思い起こさせる。再演をまた観に行く予定。

モヤる「べらぼう」2025/04/17 00:28

 江戸の出版の天才を描くドラマと言っていいんだろうか。吉原を舞台とするものだからか、昨年芸大美術館で開催された「吉原」について、言及しない部分への不消化な思いがあって、大河ドラマのこれは見るのに気が乗らなかった。
 役者が面白いから見てみるかという感じで見始めている。女の「自立」の仄めかしは無し、というかあるかなしか以前の問題。そういうの、「仁」の中で描かれてたんだったか。
 三話目を見ている。

タランティーノ2025/04/08 01:15

 タランティーノがイスラエル支持というのを知って、すごくショックかといえば、よく分からない。誰が何を支持しているかに驚いてみせることがデフォルトみたいになっている。どこもかしこもおかしなことが起き過ぎているからだ。自分何言ってんのかな。 
 タランティーノ作品には、私が好きと言える作品があるという事実だけを残す。観ていないものがあっても観ることはないかな。その気にならないだろう。
 イスラエルは虐殺を続けている。人間も虫もそこだけは平等に。

「阿修羅のごとく」2025/03/27 02:25

 森田監督版(2003)を観た。三女滝子と、恋人になる調査員が受け入れ難かった。NHK版で三女を演じた石田あゆみと、調査員宇崎竜童がダントツに良かったので、ヘラヘラしているだけのようにしか見えない、森田演出の調査員中村獅童はいただけなかった。どこかきちんと大人でないといけませんのに。三女もメリハリがなくて、脅しに怯まず四女を守る猛々しさこそが見どころなのに、驚くこともできない。
 初めて観たから音楽も初めてだ。流れてきて、あ、TANKAと思った。映画の中で流れるのは「Comme à la radio」だが、それが入っているアルバムの中に「TANKA」があるのだ。何度も聴いていたから、ひとつの音楽のようになっている。映画の中での使われ方はは、とてもいいと思った。
 是枝監督版は観たいが観られない。Netflixは解約したのだ。うむむ。
 仕方ないのでNHK版を再度観る。いい。石田あゆみは勿論、みんないい。次女の夫が緒形拳から露口茂に変わったのは残念だったけど諦めつくか。
https://www2.nhk.or.jp/archives/articles/?id=C0010390

ああ、三月2025/03/24 00:37

 毎年、ああ桜の季節かと呟いている。見たくないと呟いている。
 外を歩けば本物の桜が、ネットを見れば桜の写真が、挨拶も桜の話。申し訳ないがお腹いっぱいだ。目撃の何度目かを数えて、何ものかに感謝するのしんどいなあ。めんどくさいよ。
 他国の悲劇がここにないことを感謝するのか。それは傲慢クラスのスタイルだよ。この世界の有様を見たら既にありえんて。日本もスゴいがな。

 桜の木の伐採が横浜で行われているが、それはものすごく嫌だ。桜は生きている。私が桜と目を合わすのが嫌なだけなんよ。