「シェイクスピアの庭(All Is True)2019」 ― 2020/11/28 21:59
ケネス・ブラナー監督主演、他にジュディ・デンチ、イアン・マッケラン。
特典映像にはK・ブラナーの思いを語るインタビューもあって、シェイクスピアと彼との仲を推し量るのに役に立つ。
ケネス・ブラナーの「から騒ぎ」を劇場で観ている。ケネス・ブラナーとマイケル・キートンが目当てだったのかな。デンゼル・ワシントンもいたな。よく覚えているような気がしているのは、たまにうちにある映画のプログラムを手に取っているからだ、と思う。
その「から騒ぎ」から何十年経つのか。K・ブラナーも歳を取り私も歳を取りで、彼がシェイクスピアの晩年を演じる作品を観ることになったんだと、事実確認だけで感無量。
観終わってからNHK-FMをつけたらFMシアターの時間で「ロミオとジュリエット」をネタにしているドラマだった。
シェイクスピアがシンクロニシティ。
特典映像にはK・ブラナーの思いを語るインタビューもあって、シェイクスピアと彼との仲を推し量るのに役に立つ。
ケネス・ブラナーの「から騒ぎ」を劇場で観ている。ケネス・ブラナーとマイケル・キートンが目当てだったのかな。デンゼル・ワシントンもいたな。よく覚えているような気がしているのは、たまにうちにある映画のプログラムを手に取っているからだ、と思う。
その「から騒ぎ」から何十年経つのか。K・ブラナーも歳を取り私も歳を取りで、彼がシェイクスピアの晩年を演じる作品を観ることになったんだと、事実確認だけで感無量。
観終わってからNHK-FMをつけたらFMシアターの時間で「ロミオとジュリエット」をネタにしているドラマだった。
シェイクスピアがシンクロニシティ。
ショーン・コネリーの訃報 ― 2020/11/01 01:05
10月31日夜の9時半ごろ、ショーン・コネリーが90歳で亡くなったとスマホの速報で知った。ついにこの時が来たと思った。
Wikipediaを開いてみたら、彼が現役引退を決意した理由について書かれてあって、それはマイケル・ケインの証言によるものだった。
「ロード・オブ・ザ・リング」のガンダルフの役のオファーがあったものの理解できず断ったという。が、それだけでなくそのヒットを予測できなかったことも理由になったらしい。推測であるという注意書きはあるが切ない気分だ。
確かこの半年以内と思うが彼の主演している「王になろうとした男」を観ていた。これまで3回くらいは観ているかな。1975年のジョン・ヒューストン監督作品。
これはマイケル・ケインとの共演で、それがこの映画を好きな理由でもある。今回観るまで例の如くディテールは忘れているのだけど欠けた部分の再構築ね。舞台となるアフガニスタンらしい奥地の風景がなんとも言えず、その秘境ともいえる国の王になるという目的で怪しいイギリス兵士だった二人の男が向うのだ。
ちょっと怖い物語。
https://ja.wikipedia.org/wiki/王になろうとした男_(映画)
因みにマイケル・ケインは今公開中のクリストファー・ノーラン監督作品「TENET」に出演している。現時点で87歳。
Wikipediaを開いてみたら、彼が現役引退を決意した理由について書かれてあって、それはマイケル・ケインの証言によるものだった。
「ロード・オブ・ザ・リング」のガンダルフの役のオファーがあったものの理解できず断ったという。が、それだけでなくそのヒットを予測できなかったことも理由になったらしい。推測であるという注意書きはあるが切ない気分だ。
確かこの半年以内と思うが彼の主演している「王になろうとした男」を観ていた。これまで3回くらいは観ているかな。1975年のジョン・ヒューストン監督作品。
これはマイケル・ケインとの共演で、それがこの映画を好きな理由でもある。今回観るまで例の如くディテールは忘れているのだけど欠けた部分の再構築ね。舞台となるアフガニスタンらしい奥地の風景がなんとも言えず、その秘境ともいえる国の王になるという目的で怪しいイギリス兵士だった二人の男が向うのだ。
ちょっと怖い物語。
https://ja.wikipedia.org/wiki/王になろうとした男_(映画)
因みにマイケル・ケインは今公開中のクリストファー・ノーラン監督作品「TENET」に出演している。現時点で87歳。
「戦争のはらわた(1977)」 ― 2020/10/26 21:00
S・ペキンパー監督「戦争のはらわた」を録画したのを観ていた。大昔に観た時の事は殆ど覚えていない。
これの原題「Cross of Iron」は「鉄十字勲章」のことだ。
勲章を欲しがる人間と、勲章そのものを馬鹿らしいと考えている男はジェームス・コバーン。
貴族出の士官は喉から手が出るほど勲章を欲しがっている。戦後に生き残ることしか想像しない。
この作品には本物の戦車とか、撮り方とか、ペキンパーが特異な作家であると証明できることが山ほどある。
しかしながら、戦争という追い詰められる状況じゃないと本質は見極められないことがよく分かるから、単純にコバーン演じるシュタイナー軍曹の狂気じみた誠実が理解できようというものだ。
エンドロールでシュタイナー軍曹の哄笑と共に出現する、いくつもの戦争写真の中のひとつ。
これの原題「Cross of Iron」は「鉄十字勲章」のことだ。
勲章を欲しがる人間と、勲章そのものを馬鹿らしいと考えている男はジェームス・コバーン。
貴族出の士官は喉から手が出るほど勲章を欲しがっている。戦後に生き残ることしか想像しない。
この作品には本物の戦車とか、撮り方とか、ペキンパーが特異な作家であると証明できることが山ほどある。
しかしながら、戦争という追い詰められる状況じゃないと本質は見極められないことがよく分かるから、単純にコバーン演じるシュタイナー軍曹の狂気じみた誠実が理解できようというものだ。
エンドロールでシュタイナー軍曹の哄笑と共に出現する、いくつもの戦争写真の中のひとつ。
「硫黄島(1955)」 ― 2020/10/06 00:29
日本映画で「硫黄島」というタイトルに興味を持って録画しておいた。実は観るのが面倒な気分になっていて、録画してから少し時間が経っていた。
戦闘シーンや、殷殷滅々の暗い場面が続くのかと思うと、やっぱり萎えるが、今日はとにかく観ようと決意した。で、観始めたのだった。
タイトルロールが終わり、戦地。硫黄島の激戦は終わっていて生き残り兵士の姿が描かれる。と、すぐに話は戦後にかわり、居酒屋で飲んだくれている男に客の視線が行く。そこからミステリアスなムードになってきたからちょっと画面に身を乗り出す感じ。一体何が彼の身に起こったのか、それを知りたくて物語に引き込まれていく。
菊村到の原作だけど、私は多分読んだことがないな。
監督はなんと宇野重吉。寺尾聡の父上、有名な俳優で、とてもいい俳優だったよ。
後付けの追記。
違和感を感じていたのにそれを無視していた。
それは、制作年1955年には既に復員兵は他人事になっていたのだろうかという疑問。時代背景がうまく飲み込めていない。
関わりを持った新聞記者たちは少年時代か、それ以上の歳ではなかったか。彼らは戦中を知っていると思うんだけど、まるで戦争が大昔の出来事のような反応。うむむ。
https://www.nikkatsu.com/sphone/movie/20389.html
戦闘シーンや、殷殷滅々の暗い場面が続くのかと思うと、やっぱり萎えるが、今日はとにかく観ようと決意した。で、観始めたのだった。
タイトルロールが終わり、戦地。硫黄島の激戦は終わっていて生き残り兵士の姿が描かれる。と、すぐに話は戦後にかわり、居酒屋で飲んだくれている男に客の視線が行く。そこからミステリアスなムードになってきたからちょっと画面に身を乗り出す感じ。一体何が彼の身に起こったのか、それを知りたくて物語に引き込まれていく。
菊村到の原作だけど、私は多分読んだことがないな。
監督はなんと宇野重吉。寺尾聡の父上、有名な俳優で、とてもいい俳優だったよ。
後付けの追記。
違和感を感じていたのにそれを無視していた。
それは、制作年1955年には既に復員兵は他人事になっていたのだろうかという疑問。時代背景がうまく飲み込めていない。
関わりを持った新聞記者たちは少年時代か、それ以上の歳ではなかったか。彼らは戦中を知っていると思うんだけど、まるで戦争が大昔の出来事のような反応。うむむ。
https://www.nikkatsu.com/sphone/movie/20389.html
「ストーンウォール(2015)」 ― 2020/10/05 22:26
ローランド・エメリッヒ監督作品というのを観る直前に知った。
意外に感じたのは、エメリッヒ監督といえばSFっぽいものを専らという印象だったからだな。
ストーンウォールについては機会があれば知ってくべきと思ったから、観た。
1969年6月に起きたLGBTQ解放運動の切っ掛けになった大きな暴動に、その舞台になったニューヨークのゲイバー「ストーンウォール・イン」に因んだ名前がついた。
2020年の今、差別は消えた?いえいえまだみんな闘っているよ。
一人一人が違うのは当然だから、みんながいっせいに相手を認めてしまえばいいんだけどね。
人間はそうしない。
実在の登場人物に架空の青年を溶け込ませて物語が展開される。
エンドロールで実在の彼らのその後が語られる。
意外に感じたのは、エメリッヒ監督といえばSFっぽいものを専らという印象だったからだな。
ストーンウォールについては機会があれば知ってくべきと思ったから、観た。
1969年6月に起きたLGBTQ解放運動の切っ掛けになった大きな暴動に、その舞台になったニューヨークのゲイバー「ストーンウォール・イン」に因んだ名前がついた。
2020年の今、差別は消えた?いえいえまだみんな闘っているよ。
一人一人が違うのは当然だから、みんながいっせいに相手を認めてしまえばいいんだけどね。
人間はそうしない。
実在の登場人物に架空の青年を溶け込ませて物語が展開される。
エンドロールで実在の彼らのその後が語られる。
「去年マリエンバートで(1961)」 ― 2020/09/28 05:01
映画メモがしばらく行方不明で、見つかったんで何気なく開いたら「去年マリエンバートで」の半券が挟まっている。
不思議な巡り合わせで、この半券が見つかってから直ぐに、C・ノーラン監督の新作「テネット」を観るため、改めて観なおす必要が出てきた(無理やり)から、Amazonで観るという展開になった。観たばかり並ぶ。
その遠いかも知れない関連性はさておき、あるシーンで昔観た何回目かのその時に、ふっと湧き上がった自分の感覚を思い出した。
長い間観ていなかったから、あらゆる意味でディテールも忘れていることが多いのは確か。でも思い出したこととはそういうのではなくて、誰と観に行ったかということに関わるもの。
一瞬思わぬところで面白い体験をした。
勿論「去年マリエンバートで」はとても良い。以前拘って調べたことなどもあったし、大事な映画だな。
ノートに辛うじて見える線は猫のサンドラを描いたものだ。
サンドラ♡
不思議な巡り合わせで、この半券が見つかってから直ぐに、C・ノーラン監督の新作「テネット」を観るため、改めて観なおす必要が出てきた(無理やり)から、Amazonで観るという展開になった。観たばかり並ぶ。
その遠いかも知れない関連性はさておき、あるシーンで昔観た何回目かのその時に、ふっと湧き上がった自分の感覚を思い出した。
長い間観ていなかったから、あらゆる意味でディテールも忘れていることが多いのは確か。でも思い出したこととはそういうのではなくて、誰と観に行ったかということに関わるもの。
一瞬思わぬところで面白い体験をした。
勿論「去年マリエンバートで」はとても良い。以前拘って調べたことなどもあったし、大事な映画だな。
ノートに辛うじて見える線は猫のサンドラを描いたものだ。
サンドラ♡
「ダークナイト」(2008) ― 2020/08/27 01:50
クリスチャン・ベール演じるバットマン・トリロジーの2作目。クリストファー・ノーラン監督。
気分が落ちている時には、ちょっときつい。
ジョーカーはヒース・レジャー。彼の主演作「ROCK YOU」(2001)が好きだったな。この時彼は21歳くらいだ。その7年後に28歳で亡くなる。
この「ダークナイト」でカリスマ的な殺人鬼ジョーカーを演じたのが最後だ。ピエロのメイクが崩れて汚らしく、また穢らわしさが際立ってすごかった。
希望は全くない訳ではないけど、嫌いではないけど、バットマンは慰めにならないことが多いよ。
気分が落ちている時には、ちょっときつい。
ジョーカーはヒース・レジャー。彼の主演作「ROCK YOU」(2001)が好きだったな。この時彼は21歳くらいだ。その7年後に28歳で亡くなる。
この「ダークナイト」でカリスマ的な殺人鬼ジョーカーを演じたのが最後だ。ピエロのメイクが崩れて汚らしく、また穢らわしさが際立ってすごかった。
希望は全くない訳ではないけど、嫌いではないけど、バットマンは慰めにならないことが多いよ。
「ミッドナイト・イン・パリ」(2011) ― 2020/08/25 21:21
BSで放送していたのを観た。何回か観ているので途中からでもよし。この作品で、ウディ・アレンを演じさせられているのはオーウェン・ウィルソンだ。
アレン自身が出ない時は主演にアレンが乗り移っているかのような仕上がりになる。そこが私の楽しみ。落ち着きなく、早口のしどろもどろで、同時に手も落ち着きなく動いてる。
皮肉と理屈のウディ・アレンの世界を楽しむ。心がとろけるのを感じる。
アレン自身が出ない時は主演にアレンが乗り移っているかのような仕上がりになる。そこが私の楽しみ。落ち着きなく、早口のしどろもどろで、同時に手も落ち着きなく動いてる。
皮肉と理屈のウディ・アレンの世界を楽しむ。心がとろけるのを感じる。
「パブリック 図書館の奇跡」 ― 2020/08/12 23:11
久しぶりで劇場に映画を観にいった。
公立図書館を舞台にした、エミリオ・エステベスの監督主演の作品で、図書館の開館時間にずっとい続けるホームレスたちが閉館時間を過ぎて何をするかという話だ。
公共の場所である図書館は、人の権利とは何かをいつも問われる場所。
個人的に図書館というだけで居心地がいいので、この作品が好きだ。
とはいえ、作品への不満はある。エピソードの数が多くて浅く広く散漫な印象になってしまったところ。
ただ、その一つ一つがとても良いからリストとして記憶に残したい。全部覚えてないけど。
大事なのはスタインベックだ。
公立図書館を舞台にした、エミリオ・エステベスの監督主演の作品で、図書館の開館時間にずっとい続けるホームレスたちが閉館時間を過ぎて何をするかという話だ。
公共の場所である図書館は、人の権利とは何かをいつも問われる場所。
個人的に図書館というだけで居心地がいいので、この作品が好きだ。
とはいえ、作品への不満はある。エピソードの数が多くて浅く広く散漫な印象になってしまったところ。
ただ、その一つ一つがとても良いからリストとして記憶に残したい。全部覚えてないけど。
大事なのはスタインベックだ。
「幽霊は臆病者(The Canterville Ghost)1944」 ― 2020/02/08 14:53
オスカー・ワイルドの「カンタヴィルの幽霊」を翻案したコメディ。脚本エドウィン・ブラム、監督ジュールス・ダッシン。出演チャールズ・ロートン、ロバート・ヤング、マーガレット・オブライエンetc.
小さい頃に観た映画が何だったのか知りたいと思って何十年もの人生の途中、何度か調べたけど見つかっていない。それはイギリスの城の中の高い梁を足に囚人の鎖をつけたまま歩く男の幽霊が出てくる作品だった。時代は18世紀くらいなのかな。
今回のDVDは図書館で見かけて借りてきた。もうそれらしく見えるから期待度も増したが、探していたものではなかった。しかし、期待外れの面白さだった。
チャールズ・ロートンのカンタヴィル家の亡霊は彼が演じるのだからポッチャリ系でフォルスタッフみたいだ。
第二次大戦中、接収されたカンタヴィルの末裔が住む城の中での出来事で、そこの当主は7歳の少女。
アメリカ兵が大勢やってきて幽霊を暴き出し思いがけない展開になる。アメリカ兵はロバート・ヤング。アメリカの古いホーム・ドラマの父親役で見たことがある。いかにもアメリカ的な笑顔のハンサム。
だらだら書いているけど、第二次大戦のイギリス、アメリカの背景が分からないとちょっとどこが面白いか分からないかな。
チャールズ・ロートンが最高なんで、私としては文句なし。彼は「情婦」にも出てやはりいいのだ。
小さい頃に観た映画が何だったのか知りたいと思って何十年もの人生の途中、何度か調べたけど見つかっていない。それはイギリスの城の中の高い梁を足に囚人の鎖をつけたまま歩く男の幽霊が出てくる作品だった。時代は18世紀くらいなのかな。
今回のDVDは図書館で見かけて借りてきた。もうそれらしく見えるから期待度も増したが、探していたものではなかった。しかし、期待外れの面白さだった。
チャールズ・ロートンのカンタヴィル家の亡霊は彼が演じるのだからポッチャリ系でフォルスタッフみたいだ。
第二次大戦中、接収されたカンタヴィルの末裔が住む城の中での出来事で、そこの当主は7歳の少女。
アメリカ兵が大勢やってきて幽霊を暴き出し思いがけない展開になる。アメリカ兵はロバート・ヤング。アメリカの古いホーム・ドラマの父親役で見たことがある。いかにもアメリカ的な笑顔のハンサム。
だらだら書いているけど、第二次大戦のイギリス、アメリカの背景が分からないとちょっとどこが面白いか分からないかな。
チャールズ・ロートンが最高なんで、私としては文句なし。彼は「情婦」にも出てやはりいいのだ。
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