「永遠のガビー」2017/11/09 23:26

イタリア文化会館で。
1934年イタリア製作。マックス・オフュルス監督作品。
私は前半眠気に襲われ所々が抜けた。
カットは美しくて工夫もあり、映画史的には重要だったり大事だったりするのじゃないかと思う。
でもキメ顔でのロマンチックなシーンは古典的過ぎ、禁断の恋愛に至るまでも共感を持てないままだったので辛かった。
主演の「イザ・ミランダ」は現代的なタイプでとても綺麗だ。
女優であるガビーが既婚者である伯爵やその息子までも惹きつけ破滅に導く悲劇とその一生。

因みに録画したのを観る予定のフランス映画ジャン・ルノワール監督「ゲームの規則」は1939年製作。

「ブラームス ドイツ・レクイエム」2017/11/14 13:11

昨日13日がNHK音楽祭2017最終プログラム。
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮による休憩なしの演奏。
現世に残った人たちのためのRequiem。
綺麗な音に眠気もいや増す。
始まる少し前から雨が降ったらしい。
終わってホールの外に出ると雨が上がっていた。
濡れた落ち葉の匂い。
死んだ人や猫のことを思う。
一緒に聴いた友達からリサ・ラーソンのハンドタオルをもらった。

今日は録画した「人生はビギナーズ」とリアルタイムで冒頭見逃して「「デザート・フラワー」を観る。
困難な人生。望むものとは違う人生も受け入れながら。

猫の介護12017/11/24 11:44

ニコルを祝福するハナ。
5匹という数で安定していた猫の頭数が3という数字になり、その中の一番古くリーダー的な存在だった子が調子が悪い。
予てから腎臓の機能が低下していてこの夏は低カリウム血症で夜間診療に駆け込み何とか元気を取り戻したが、対症療法か効き目を奏しただけなので心配は無くならない。いずれ来るその時はさほど遠くはない。
3月に仲の良かったキジトラが死んだので寂しくなって免疫も落ちて症状を呼び起こしたかな。
多分娘であり、妹であり、相棒だった。
その死んだ子もあっちに行ってもやっぱり寂しくて呼んだのじゃないかと思う。
わがままを言わない優しくていい子だった。