「歌川広重 東海道五十三次と富士三十六景」2016/06/02 20:47

太田記念美術館で。
楽しめないわけもなく。
それでもとりわけ四枚の絵は忘れられない。
冬山を描いた「木曽路山川」、名所江戸百景の三枚「日本橋通一丁目略図」「吾妻橋金龍山遠望」「王子装束ゑの木 大晦日の狐火」
同じ壁続きで四枚並んでいたのが印象的だったんだけど、デザイン性を感じたかな。

帰りは表参道に出て以前はなかった喫茶店らしい喫茶店、最近は割とよく見る「集」に入った。
ここのコーヒーは美味しい。ケーキもなかなか。

親の庭2016/06/05 23:19

父が亡くなって三年半。
手入れも行き届かずすみません。
白い花の咲くクレマチスがお馴染みだったんだけど、こんなタイプが花を咲かせた。
宇宙ステーションみたい。
なんだか可愛げないな〜。

「トケイソウ」のこと2016/06/12 00:46

先日の記事に変なクレマチスが咲いたと書いたんだけど、友達に写真を見せたら「トケイソウ」だと教えてくれた。
その名前は聞いたことがあったのに実物と結びつかなかった。
ははーんと納得。
宇宙ステーションというより時計だったんだね。

NHK「ミュージックポートレイト 吉田鋼太郎×藤原竜也」2016/06/17 22:32

6月9日、6月16日放送。
面白かった!
二週に渡って前後編で語り合い、夫々心に残る音楽を上げていく。
自分の話に変なツッコミを入れた20歳以上も上の吉田に向かって顰めっ面で「比喩だよ!比喩。わかるだろ?」と言ってのけた藤原を見ると二人の親密ぶりがわかる。
蜷川さんとの関わり合いを語って時間も進む。現実の同じ時間に病気と闘い続けている蜷川さんを二人とも思っていたろうな。
それは見ていたら分かって泣けてきた。
蜷川さんを思って私も泣けた。

「エロシェンコ童話集」2016/06/21 11:51

図書館でリサイクルの棚にあり思わず手に取った。
エロシェンコは盲目の詩人。
中学生くらいだったか肖像画で知ったが「中村彝(なかむらつね)」と「鶴田吾郎」の描いたものが夫々一点づつあるので、どちらを最初に観たのかはっきりしない。
彼がどういう人かというよりその面影に惹かれたみたい。
その後何かいろいろな折に少しづつ彼のことを知るようになった程度。
今になって本を目にして彼の書いたもの、彼の生涯に関する知識を略型ながら得た。
重要なのはやはり時代背景だったのだと分かる。
何を見るにもそれは大事なんだけど、その肖像に惹かれたことはむしろ誇らしいと思えたかな。

銀座で大きなネコ科の動物に出会う2016/06/30 03:16

銀座にカルティエの新たな店舗が間も無くオープンするらしい。
ここは大通りと一方通行路が交わる小さい交差点。
四つの角にはヴィトン、ブルガリ、シャネルに次いでカルティエが占める。
やれやれ。