「菱田春草」と「十月花形歌舞伎」2014/10/16 23:41

1時から近代美術館で「菱田春草」、4時半からは新橋演舞場で「市川猿之助 奮闘連続公演」と銘打った花形歌舞伎を観に行く。

春草の意外な画風の作品が並び、僅か37年の生涯でと今更ながら惜しみつつ最終ブースへ来ると白猫黒猫が数枚並ぶ。
最後のカテゴリで共に展示された、面白く可愛いとしか言いようのない「風神雷神」はそれまでの作品が吹っ飛ぶほどのインパクトだったが、白黒の猫も相当なもの。鴉もよく描いているがそれもとても良かった。

グッズでは黒猫白猫の小さいぬいぐるみがあって、買ってこなかったことを悔やまれるくらいの面白い出来。一個税抜き¥1000が惜しまれたのだ。
「猫」はこの後の花形歌舞伎でもキーワードであって、この時にはそんなことに気づくはずもなかった。

歌舞伎は「通し狂言 獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)」と言うので猿之助の18回の早替りが見どころ。
せわしなく早替りが演じられるが、その中で化け猫のエピソードが大きな見どころだった。
終日「猫」尽くしで楽しかった。

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