Eテレ-100分で名著 「石牟礼道子 苦界浄土」2016/09/14 09:55

プラスティックの恩恵を日常的に受けている私たちも「チッソの水俣病」に関しては第三者ではあり得ないと「宇井純」というひとが語っていると言う。
その通りだ。

「テレーズとローラン」2016/09/14 23:32

東京芸術劇場 シアターウエストにて14:00。
木場勝己、銀粉蝶、奥村佳恵、浜田学。
ゾラは好きではない。あの暗さ。作品は「ナナ」を読んだだけだろうか。映画化された「嘆きのテレーズ」が嫌いだった。マルセル・カルネの監督作品でも嫌だった。
ただ物凄く若い頃に観ているので本当に味わっていないだろうとは今は思う。
戯曲になっているものなら、ひたすらな絶望感だけってこともないか、或いはやっぱり後味悪いか。
何を言ってるんだか我ながら解らないけど、ゾラを好きになりたいがためのと言ってもいい興味で観に行った。
原作にはない人物を配しての演出で軽みと、明るさがある。
二人の死体が部屋にあるというところから始まるので、何故そのような事になったかが物語られる。
コンパクトにまとまった緊張感のある面白い舞台だった。

終わってから地下に出てすぐの店「Patio de METORO」でモッツアレラとトマトのパニールセット。ここはたっぷりのコーヒーが嬉しいんだ。