「夜の来訪客」2016/08/12 13:03

イギリスBBC制作のドラマ。
予備知識無しで観ていて惹き込まれた。
単なる犯人探しではないことが、始まって間も無く分かってくる。
舞台演劇のようだと思ったら、それもそのはずプリーストリーというイギリスの劇作家の作品だった。
一人の貧しい女が自殺したことである夜、裕福な家族が集まる邸宅に警察官が事情を聞くために訪ねてくる。
誰を訪ねてきたのか不審に思うが誰も無関係ではない事が暴かれていく。
最後には驚かされる。
その原作は岩波文庫で出版されていた。今借りてきたところで少しだけ読み進めると「カイゼルの演説」「戦争は不可避」「新しい定期船がタイタニック号」というキーワードが語られ時代背景が理解できる。
ドラマの方では西暦でキャプションがついていたので分かりやすかった。
AXNミステリのプリーストリーの紹介文に「ジャーナリストであり小説家、劇作家、批評家、そして政治家、反戦家でもある」とある。反戦家でもあった処に興味がある。

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