「BENT」2016/07/21 19:02

世田谷パブリックシアターにて。
佐々木蔵之介、北村有起哉、中島歩、藤木孝他。
ミック・ジャガーも演じたという戯曲であり舞台はナチスの台頭するドイツの収容所、そして同性愛者が主人公であるということ。
序盤はベルリンのゲイ・クラブ、その後ゲイ故に収容所に送られた男たちの愛の物語になる。
佐々木蔵之介、北村有起哉がとにかくよかった。
シーンが収容所に移ってからは音楽はとても静かで、たまに音を感じる程度。
言葉だけのやり取り、二人の男の触れ合えないままの愛が交わされる。
切ないラスト。
世界で何度も演じられ、ミック・ジャガーが映画版で演じたのはゲイクラブのマダムだったみたい。
映画は観ていた事をすっかり忘れていて、検索して内容を確認するうち段々思い出してきた始末。
ナチスドイツ政権下の映画に限らず書籍にしても昔から拘りがあって漁っているので観ていたんだな。もう一度観なくては。
日本では野沢那智率いる劇団薔薇座が舞台にしていたのを今回調べて知った。その頃知っていたらなぁ。

劇場が入っているキャロットタワーの26階にはカフェとレストランがある。
おしゃれな場所を想像すると少し間違っていたのがわかる。
レストランは行ってないので分からないが、少なくともカフェは親しみやすい場所だ。地上より高いところにあるだけ。

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