「愛を読む人」2022/05/24 12:16

CSを回したら「愛を読む人」がもうすぐ終わるところだった。それをそのまま観る。
愛とホロコーストに関わる罪の物語で、何度観ても飽きない好きな作品だ。レイフ・ファインズの声が好きなせいもあるかな。
ナチスドイツを産んだドイツの戦後のリアルを知らないためか、何か本質的なことを見逃している感じがして、観たあとずっとモヤモヤしていた作品だった。それで原作を読んだが、やはりモヤモヤは取れない。
ネットで検索したら西部邁の名前が出てきて、虎ノ門に出演していることを知った。虎ノ門に彼がいることが悲しく、驚きながらも番組の中で映画「愛を読む人」について語るのを聞き、それで私はその重要な補足で一応の納得ができたのだった。私のモヤモヤは「差別」の理解が及ばなかったせいだった。知識を結びつける力がなかったんだ。
それを言っていたのは、当時西部邁くらいだったんじゃないかなあ。確認はしてない。今は検索するといろいろな人がその点を解説してる。
この映画を見る度に西部邁のことを思う。いい関わりを持ったなと思う。

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