ショーン・コネリーの訃報2020/11/01 01:05

10月31日夜の9時半ごろ、ショーン・コネリーが90歳で亡くなったとスマホの速報で知った。ついにこの時が来たと思った。
Wikipediaを開いてみたら、彼が現役引退を決意した理由について書かれてあって、それはマイケル・ケインの証言によるものだった。
「ロード・オブ・ザ・リング」のガンダルフの役のオファーがあったものの理解できず断ったという。が、それだけでなくそのヒットを予測できなかったことも理由になったらしい。推測であるという注意書きはあるが切ない気分だ。
確かこの半年以内と思うが彼の主演している「王になろうとした男」を観ていた。これまで3回くらいは観ているかな。1975年のジョン・ヒューストン監督作品。
これはマイケル・ケインとの共演で、それがこの映画を好きな理由でもある。今回観るまで例の如くディテールは忘れているのだけど欠けた部分の再構築ね。舞台となるアフガニスタンらしい奥地の風景がなんとも言えず、その秘境ともいえる国の王になるという目的で怪しいイギリス兵士だった二人の男が向うのだ。
ちょっと怖い物語。
https://ja.wikipedia.org/wiki/王になろうとした男_(映画)

因みにマイケル・ケインは今公開中のクリストファー・ノーラン監督作品「TENET」に出演している。現時点で87歳。

鎌倉へ2020/11/25 03:01

連休最後の日に葉山の美術館に行った。神奈川県立美術館だ。
堀文子を、柴田安子を、オディロン・ルドンを観たかった。
美術館は海沿いにあるから建物の後ろはすぐに浜だ。久しぶりに砂浜の上に立った。
曇り空の風景の下の海は表情豊かだ。

すごくいい一日だった。

「シェイクスピアの庭(All Is True)2019」2020/11/28 21:59

ケネス・ブラナー監督主演、他にジュディ・デンチ、イアン・マッケラン。
特典映像にはK・ブラナーの思いを語るインタビューもあって、シェイクスピアと彼との仲を推し量るのに役に立つ。
ケネス・ブラナーの「から騒ぎ」を劇場で観ている。ケネス・ブラナーとマイケル・キートンが目当てだったのかな。デンゼル・ワシントンもいたな。よく覚えているような気がしているのは、たまにうちにある映画のプログラムを手に取っているからだ、と思う。
その「から騒ぎ」から何十年経つのか。K・ブラナーも歳を取り私も歳を取りで、彼がシェイクスピアの晩年を演じる作品を観ることになったんだと、事実確認だけで感無量。
観終わってからNHK-FMをつけたらFMシアターの時間で「ロミオとジュリエット」をネタにしているドラマだった。
シェイクスピアがシンクロニシティ。