「パブリック 図書館の奇跡」2020/08/12 23:11

久しぶりで劇場に映画を観にいった。
公立図書館を舞台にした、エミリオ・エステベスの監督主演の作品で、図書館の開館時間にずっとい続けるホームレスたちが閉館時間を過ぎて何をするかという話だ。
公共の場所である図書館は、人の権利とは何かをいつも問われる場所。
個人的に図書館というだけで居心地がいいので、この作品が好きだ。
とはいえ、作品への不満はある。エピソードの数が多くて浅く広く散漫な印象になってしまったところ。
ただ、その一つ一つがとても良いからリストとして記憶に残したい。全部覚えてないけど。
大事なのはスタインベックだ。

コーヒーのこと2020/08/13 02:26

コーヒーが好き。
挽いて飲むのが一番いいから豆は冷凍庫保存、レギュラーは引く手間を省くからその分楽だし、個包装のドリップタイプは後始末が楽だから7gくらいのともう少したっぷり飲める10g、インスタントは相当めんどくさいと思っている時のため、普通のと夜飲む時のためにノンカフェインの、と結構選ぶのも忙しいくらい揃えてある。
で、最近淹れる装置としてのフレンチプレスってどうだろうと急ぐでもなく考えていたら、写真のようなのを紹介する人がいて、よさそうだから買ってみた。フレンチプレスとドリップの良さを兼ね備えているというのが謳い文句。
簡単便利で美味しく淹れることができるってたくさんの人がべた褒めだったからね。
初めて淹れてみたのが、これ。豆に対してのお湯の量が少なかったような気がするけどそれを引き算しても、確かに濃さが違うと感じたし、油浮きもなく美味しかった。

「ミッドナイト・イン・パリ」(2011)2020/08/25 21:21

BSで放送していたのを観た。何回か観ているので途中からでもよし。この作品で、ウディ・アレンを演じさせられているのはオーウェン・ウィルソンだ。
アレン自身が出ない時は主演にアレンが乗り移っているかのような仕上がりになる。そこが私の楽しみ。落ち着きなく、早口のしどろもどろで、同時に手も落ち着きなく動いてる。
皮肉と理屈のウディ・アレンの世界を楽しむ。心がとろけるのを感じる。

「ダークナイト」(2008)2020/08/27 01:50

クリスチャン・ベール演じるバットマン・トリロジーの2作目。クリストファー・ノーラン監督。
気分が落ちている時には、ちょっときつい。
ジョーカーはヒース・レジャー。彼の主演作「ROCK YOU」(2001)が好きだったな。この時彼は21歳くらいだ。その7年後に28歳で亡くなる。
この「ダークナイト」でカリスマ的な殺人鬼ジョーカーを演じたのが最後だ。ピエロのメイクが崩れて汚らしく、また穢らわしさが際立ってすごかった。
希望は全くない訳ではないけど、嫌いではないけど、バットマンは慰めにならないことが多いよ。