「ゴッホ展」「コートールド美術館展」2020/01/07 23:46

この2つの展覧会に行ったのは12月の半ばだ。
ゴッホがその生真面目さ故か人間関係が常に破綻していることや、心を病んで入院生活を余儀なくされたこと、芸術を突き詰めるも認められる前に若く死んだ、そんな事が息苦しくて、向き合える感じがしなかった。
施設としての上野の森美術館は嫌いだが、この「ゴッホ展」は凄く良かった。彼がパリに行って解放された作品が素晴らしいと感じ取る事ができた。精神病院に入院している間に描かれた作品が瑞々しくて美しくて泣けた。
コートールドと並べて観ることに意味があった。ゴーギャンの「テ・レリオア」があった。
帰ってから見るとゴンブリッジの「美術の物語」に掲載されていた。ゴッホとゴーギャンがやっと身近になった。