新年あけました2019/01/05 22:35

日記帳を放置していた。手にとって中を開いてみたら自分でもどん引きするくらい白かった。
10年日記で5年過ぎたからまだ半分残っている。今年はもう少し頑張って減価償却の努力を。
多少は書いている日もあるので何かを思い出すよすがにはなる。

年末まで、またそこから年が明けて三が日の間さえ休む間がなく政治の悪臭が撒き散らされて憂鬱なばかり。
それは「国母」という単語に代表されるよ。
これほど無力感を感じる新年なんて経験したことがない。
それなりに幸せだったんだろうと思うことにする。

「ケストナーの終戦日記」「ショスタコーヴィチ 死の街をを照らした交響曲第7番」2019/01/08 11:38

ケストナーの「終戦日記」を読み始めたところで「玉木宏NHKの音楽サスペンス紀行」と名のつくショスタコーヴィチについてのこれを見た。
録画したものなので何度でも見られる。第7番の数奇な運命に驚いた。
政治と強く関連づいていたとは言えアメリカをも大きく巻き込んでいたとは!
無知でありすぎた。

としま初春寄席2019/01/13 17:34

チケットの予約日を見たらもう10月に予約を入れていた。
チケットサイトにお気に入りで登録してあるので小痴楽の名前で通知がくる。
桂文治とならもっといいだろうというわけで。
小助、小時の曲芸も技の名前をちゃんと披露されて面白かったし、前座の楽ぼうも硬さはあるけど笑った。
小痴楽は枕が若者らしい感じがもちろんあるのだけど(文字通り若いから)早くから修行を始めた人らしいこなれ感もあり、安定感が既にあるのよね。
今日は前座から「たらちね」「干物箱」「親子酒」

落語まみれ2019/01/14 11:32

「としま初春寄席」のあった13日は米團治が銀座ブロッサムに来る日で、知ったのが遅かったから行く選択はなかったんだよね。
一昨年だったか1月にチケットを取って初めて米團治を見たんだった。品が良くてしゅっとしてていいなあと思った。何より面白かった。でもその時の噺はすっと思い出せない。
まあ昨日CSで「TBS2019年版落語研究会」をやっているのを録画したんでいいです。
米團治師匠は「たちぎれ線香」これは実際の会場で聞いていて泣いた人がいたんじゃなかろうか。
中盤まで聞く限りこんな切ないんで終わってしまうのかと泣ける。
ドラマチックに盛り上げる感じが上方らしさと言っていいのかしら。
中席の分は途中からで柳家さん喬「抜け雀」が聞けた。これは昨年末小朝師匠の上方の道具立てで聞いていい話だとしみじみしながら帰った。様子が違う柳家さん喬版も面白かった。

新春落語研究会〈下席〉2019年版
三遊亭小遊三「付き馬」、桂米團治「経ち切れ線香」、柳亭市馬「妾馬」