「あわれ彼女は娼婦」2016/08/15 01:56

CSでだったか放送していたのを録画して観た。
浦井健治、蒼井優主演で新国立劇場で上演されたもの。
作品の紹介と日本での主な上演リストをWikiより以下に引用。

Tis Pitty Shee's a Whore, 1633
『あわれ彼女は娼婦』(あわれかのじょはしょうふ、 'Tis Pity She's a Whore)は、英国ルネサンス期のイギリスの劇作家ジョン・フォード作による舞台作品。1620年代に執筆され、1633年に出版された。イタリアのパルマを舞台に、愛ゆえに近親相姦という禁忌を犯してしまうジョヴァンニとアナベラ兄妹を中心に描かれる愛憎劇。
主な上演
1970年 文学座公演(日本初演)
1993年 デヴィッド・ルヴォー演出によるシアター・プロジェクト・トウキョウ (TPT) 公演・豊川悦司主演
2006年 蜷川幸雄演出・三上博史主演
2008年 田中壮太郎・名塚佳織主演
2016年 浦井健治・蒼井優主演、栗山民也演出 [2] (新国立劇場 6月演劇公演)
など。←引用ここまで。

引用に大きく割いてしまったけど、作品自体のプロフィールは知識としてある方がよさそうだったからなんだ。それに誰がかつて演じたかも興味の深まるところ。
近親相姦の話では観る前から既に腰は引けている。フランスであった事実をベースにしているらしい。
この愛を正当化する為に美しい言葉を織り紡いで行くが、私はどうしても受け入れ難く、これ以外の叶わぬ愛とはやはり大きく違いがあった。
何が見どころかといえばやはり行く処は破滅しかなく、その凄まじい最後に魅入られるように舞台に釘付けになるってところかな。
豊川悦司、三上博史の二人が演じているのも観たかった。

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